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現論会 指導報告 理系編 9/3

受け持っている生徒に今週指導したことの1つに、「現役生の理科の学習の進め方」があります。

普通の公立の高校の理系のカリキュラムでは、物理や化学等の理科の授業内容が終了するのは11月〜12月あたりになるはずですが、当然それが終わってから改めて演習をしていては入試に間に合いません。

そこで、取れる選択肢として、おおまかに、(1)予習をして夏休みまでに全ての範囲を終了させ、夏明けから演習(2)教科書内容のインプットは授業にまかせ、演習を平行してやっていく、の2つがあると考えます。

世間一般では(1)のように早めに予習をしなければ間に合わない、と言われがちですが、私は(2)をおすすめします。

なぜなら、自力で習っていない部分を予習してものにするのはものすごく時間がかかり、それよりはその時間を数学や英語、既習範囲の理科の演習に使った方が効率的だと考えるからです。

その代わり、学校の理科の授業をしっかり聞き、その日のうちに(知識の定着のために重要です!)習った部分を演習し、定期テスト前にほぼ何もしなくていいレベルまで授業内容を完璧にしましょう。

学校の授業は軽く見られがちですが、しっかり使えば強制的に一定量をインプットできる良い教材です。

現論会では一概に「学校VS独学」といった図式を作るのではなく、生徒の学習状況に合わせて最適なプランを提示させていただいています。

現論会 指導報告 文系編 9/1

今週は夏休みのラストスパートということもあって、担当の生徒みんなが普段よりも多く勉強していたように感じます。

過去問に取り組み始めていることもあって、LINE@での質問も高度なものが増えてきたという印象です。

数学が苦手な九大志望の学生も好き嫌いせず数学に一定の時間を割くことができており計画を順調にこなせているようです。

早稲田大学志望の学生は他の生徒と比べて自己分析に多くの時間を使っており(それを除いても十時間程度勉強できている)毎週ごとに効率的な計画が立てられているように感じています。

日頃から、早稲田のような難関大学に合格するためには、「重箱の隅をつつくような問題」を解けるようになるのではなく、「誰もが正解できる問題」を誰よりも正確に解けるようになることが必要だと指導しているので、過去問での反省に毎度「教科書との関連」を書いてくれており、とことん基礎に向き合う姿勢が伝わってきて良い傾向だと思いました。

来週は夏休みも終わり、計画が崩れやすい時期だと思うので、もう一度気を引き締めて学習を進めてもらいたいなと思います。

現論会 指導報告 理系編 8/29

現論会では具体的な問題に関する質問を24時間365日受け付けています。今回は、今週質問があった中で、入試で狙われやすい問題を取り上げようと思います。

理系のみなさん、過マンガン酸カリウムとシュウ酸の酸化還元滴定をする際、(1)ふつう希硫酸を加えるが、なぜか?(2)同じ酸でも、何故硝酸や塩酸ではだめなのか? という質問に答えられますか?少し考えてから続きを読んでみてください。

答えは、(1)過マンガン酸カリウムを酸性条件で酸化還元反応させるため。(2)硝酸は酸化剤、塩酸は還元剤としてはたらくので、過マンガン酸カリウムもしくはシュウ酸と酸化還元反応してしまい、滴定が意味をなさなくなるため。です!

もう少し詳しく述べておくと、過マンガン酸カリウムは中性・塩基性と酸性条件の両方で酸化剤として働きます。(下の式参照)

(酸性)MnO−4+8H++5e−→Mn2++4H2O

(塩基性)MnO₄⁻+2H₂O+3e⁻→MnO₂+4OH⁻.

酸化剤ならどちらの条件でシュウ酸と反応させても一緒なのでは?と思うかもしれませんが、酸性条件で反応させた方が酸化力が強い(1molあたりより多くの電子を受け取る)、一般に酸性条件で反応させることが多いです。

このように、ふと疑問に思ったが参考書・解説には書いていないような疑問を持った時、それをすぐに質問で解決できることは現論会のサービスの魅力だと思います!

 

現論会 指導報告 文系編 8/27

現在、早稲田大学を志望する生徒を担当しています。

先週はお盆の帰省のため復習中心の計画にしていましたが、17日から通常通りの勉強スタイルに戻しました。

英語に関しては現在パラグラフリーディングのストラテジーを用いて、今まで単語、文法、英文解釈で身につけて来た力を使いつつ、長文を読み解いていくコツを学んでいます。今週は特に引っかかるところもなく進められたようでした。

現代文は、現代文開発講座で、ロジカルに文章を読んで考えていく力をつけています。解説にある方法をしっかり再現して練習に取り組めているので、今後の過去問演習などでも活かせるようにしっかり染み込ませていきたいです。

古文は、古文読み方解き方のテキストを使い、的確に内容を理解していく力をつけています。この生徒は古文が苦手だったので、このテキストを通してしっかり古文を読む基本が抑えられることを望んでいます。また、古文常識も進めていますが、なかなか頭に入らないとのことでした。古文常識は、一問一答形式で覚えられるものではなく、実践していく中で実感していくものなので、これからの演習の中で身についていくだろうということを伝え、実戦で出て来たときに見たことがある、読んだことがあるという程度にはなっているように今はしておくようにとアドバイスしました。また、源氏物語等を漫画なのでも軽く読むことで実感できる部分も私の実体験としてあったので、その旨も伝えました。

日本史は得意な生徒なので、教科書と一問一答を、1日か2日で一単元ずつ進めています。地歴は繰り返し大切なので、これからも続けていきます。

現論会 指導報告 文系編 8/24

今回は早稲田志望の浪人生に関して報告を行います。担当は東京大学文科三類一年生のスタッフです。

 

英語にパラグラフリーディングのストラテジー、古文に読み方解き方、現代文に開発講座を導入して3週目。お盆で実家に帰省しているとのことで、計画は復習中心にした。

17日より通常通りに戻した。パラリーは、マーカーの意識が強まったとのことで、長文のスタートとして良い傾向だと思う。

1は一周を終え、より定着させるために二週目に入ってもらっている。

長文の問題で選択肢を先に読むかどうかとの質問を受け、選択肢からある程度内容を確認することもできる旨伝えた。

開発講座はやりごたえを感じているようで、質問も受けた。

細かいところまでの理解に努め、復習にも力を入れているようで良いと思う。

古文読み方解き方は、当初1日に1セクション進めていたが、余裕があるようだったので、17日から2セクションに増やすことにした。

お盆休み明けもしっかり切り替えて勉強の習慣に戻れているようなので、この調子で進めていき、過去問演習のための基礎を固めた上で、演習に入っていきたい。