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柳生好之の思い

私が受験業界に初めて携わってから、18年が過ぎようとしています。最初は英語講師として、次に古文漢文講師として、そして現在現代文小論文講師として教壇に立っております。一見すると異色の経歴に思えますが、この異色の経歴を通じて見えてきたことがあります。それは「言語」を学習する意義です。
「言葉は使えなければ意味がない。実用的な言葉を学ぼう」これは英語の先生が言いそうな言葉です。もしこの主張が正しいとするならば、現在実生活の場で使用していない「古文漢文の勉強は不要」ということになります。そして実際にかなり多くの大学では「古文漢文」が受験科目から外されています。
ただし、注意が必要です。「実用的な言葉を学ぼう」という主張が正しいとすると、まもなく「英語の勉強も不要」になるのではないでしょうか。というのも近い将来自動翻訳機の精度が上がってきて、英語をしゃべれなくとも世界各国の人々とコミュニケーションが取れるようになるからです。

では、「英語の勉強も古文漢文の勉強も不要」かといわれたら、そうではありません。私の考えではいつになっても「英語の勉強も古文漢文の勉強も必要」です。なぜならば、これらの学習は我々日本人の生活で最も役に立つ「現代文」を理解するために必要だからです。
我々が日常使用している日本語には歴史があります。もちろん先ずは話し言葉としての「古文」がルーツとしてあります。「現代日本語」を理解するためにも、「古文」の勉強は必要です。
そして、日本語はかつて当時の冊封体制下における中心である中国(漢)の影響を受けて変化しました。それが「漢文」です。かつての日本では公的な文書は全て「漢文」でした。これは政治を行う上での法律や制度を正しく理解・表現するためには漢文の論理的構造を利用するのが便利だったからです。また、当時の東アジアにおいては漢語が普遍語に近い地位にありました。
さらに、近代になって西洋語が日本に入ってきました。その中でも最も普遍語に近い英語が日本語に影響を与えました。英語を翻訳する中でできた構文や抽象語や外来語が日本語を大きく変化させました。そして、日本国民が共通して理解する言葉、また世界のあらゆる事象を表現できる言葉「現代日本語(現代文)」が出来上がったのです。

我々の生活において一番役に立つ「現代文」を理解するためにも、「古文漢文」「英語」を勉強するべきでしょう。そのための一貫したプログラムを作るべく「ロジックノート」を構想しました。「古文漢文」の訳読、「英文解釈」「英作文」、これらを通して真の普遍語である「現代文」をマスターしてほしいと思います。そして、その現代文の力は必ずみなさんの「役に立つ」ことでしょう。

柳生好之

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会社概要

会社名 株式会社 言楽舎
所在地 〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-20-3 西新宿高木ビル7階(受付8階)
事業内容 国語教育のコンテンツ制作事業
英語・国語の語学書・学習参考書出版事業
学校・塾・予備校の英語・国語教育のコンサルティング事業
最先端の英語・国語学習教材「Logic Note」制作・販売事業
役員 代表取締役社長 柳生好之
取締役教務部長 西尾彰将
設立 2014年2月18日
取引銀行 北陸銀行 白山支店
みずほ銀行 赤羽支店
三菱東京UFJ銀行 赤羽支店

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