はじめに
数学のテストって難しいですよね…!
そういった中でどうしたら数学の点を大きく左右する「記述力」をあげられるかをこの記事では紹介していきます!ポイントは特に丸つけの時!です!
なお、この記事は前回の記事「[絶対に減点されないためには?] 東大生が語る数学記述 高めるべき理由編」の続編です!まだ見ていない方はそちらを先にご覧ください!
- 数学の記述を高める3つの習慣
- 1.日々の丸つけの中で
- 2.日々の演習の中で
- 3.模試・試験の中で
数学の記述力を高める3つの習慣
数学の記述力はそもそも何のために必要なのでしょうか?これは前回の記事で解説しましたね?
今回は「どうしたら記述力が上がるか」がテーマですが、そもそも記述力というのは一朝一夕では上がりません。
実は記述力というのは毎日の勉強の中で少し意識するだけで格段に向上させることができます!それを大きくまとめると以下の3つになるでしょう!
1.日々の丸つけの中で
ポイントは以下の4つをチェックすることです!これだけでも格段に実力を上げることができます!
1:抜けている条件や説明はないか(論理的な不足がないか)
2:要らなかった条件や説明はないか
3:条件や説明は模範解答くらい簡潔かつわかりやすいか
4:条件や説明を通した「論の展開」は適切か
1は当たり前ですよね。もし1でアウトなら、間違いなく減点、あるいは不正解です。見落としがち、かつ強調したいのが2〜4です!
2は「余計な記述」を減らすことにつながり、解答の流れを明瞭にしてくれます!また純粋に書く分量も減るので時間の短縮にもなりますね。
3は、1つ1つの条件や論理展開に関するものです。採点者が「これは正解」と思う内容でなければ減点の可能性があるので、あるあるの条件(どの分野でもありますよね)は必ず模範解答を真似ることをオススメします!
最後に4です。特にこれは難しい問題では心がけてください!Aを説明して、Bを説明して、Cを…という流れが入れ替わったりすると解答の分量が変わったり、また論理として成り立たなくなったりすることがあります!特に解けなかった問題は「これを説明して…これ、これというように話を進めてるから答えが導けているのだな」ということを確認しましょう!
2.日々の演習の中で
「記述を意識するか、しないか」では同じ問題を同じ時間かけても、少なくとも「数学の記述力」の点では格段に違いを生み出します!
説明の仕方1つや、答案を書き始める前の「こういった順番で書いていこう」といったところで意識するとしないでは定着率が大きく異なります。特に、単元ごとに特徴的なパターン(例えば、変数分離をするとか)があると思うので、「いかにコンパクトにわかりやすく書くか」を日頃からこだわっていきましょう!
3.模試・試験の中で
もちろんですが模試やテストは記述を第三者に見てもらえる格好のチャンスです!必ず「どこで減点されたのか」「どれくらい省略しても減点はないのか」まで確認しましょう。
「日々の丸つけの中で」「日々の演習の中で」で書いたことは言わずもがな復習しましょう!
最後に
色々と解説しましたが、記述の質を上げるのは何よりも「意識」です!記事を読んだ後は毎日の演習の中でしっかり実践していきましょう!
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