こんにちは。
今回は高一高二生向けに地理の勉強法を紹介します。
1.はじめに
高一・高二の時から地理の勉強をしようと思っている方は、おそらく地理を二次試験でも使用する可能性のある大学に受験しようと思っている方でしょう。
ただ(地理の勉強法を書いておいてなんだが)地理の勉強に本腰を入れる前に主要三教科の勉強が正しく行えているかをまず確認してほしいです。国語・英語・数学の基礎がしっかり固められていないのに地理等の副教科に手を出すのははっきり言ってよろしくないと考えます。
それを踏まえた上で高一高二時点での勉強法を説明していきます。
2.地理の受験勉強への橋渡し
高一・高二の段階で地理に本腰を入れようとしている方は、二次試験で地理を使おうとしている方が多いと考えるので、スムーズに地理の受験勉強に移行できる勉強方法を紹介します。
二次試験での地理はより深い知識が問われ、かつ記述力・思考力(ある結果に対してどのような因果が考えられるか、またはその逆 等)が問われます。記述力は添削を通して磨くことはできますが、深い知識や思考力は高一・高二の頃から錬成しておくと受験期に有利になります。
そこでするべきことは疑問に思ったことを深くまで調べることです。調べる前になぜなのかを自分で調べてみる習慣をつけるとより良いと思います。深くまで調べる方法ですが、参考書や新書を使用したり、論文を読んでみるのもいいかもしれません(論文は ”google scholar” で調べてみるといいです)。地理の先生が信用に足る方ならば、地理の先生に質問するのが一番良いと思います。
3.定期テストに向けた地理の勉強
また、定期テストでいい点を取るために地理の勉強をする必要がある!という方もいるでしょう。
その方は、①テスト範囲の単語を自分の言葉で説明できるようにする②出てきた地名を地図帳でしっかり確認する の二つに注意して勉強するといいでしょう。
また統計が出てくる分野ですと、細かい数値は覚える必要はないと思いますが、国ごとの順位やシェアの割合などは答えられるようになっておくといいかもしれません。
定期テストは高校の先生が作成するのでどう行った問題形式が出るのかと行った細かい話はできませんが上記のことを丁寧に(ここ重要です)できればある程度高得点は取れると考えます。(つまり教科書や資料集を眺めるだけでわかった気になった状態にならないようにきちんとアウトプットの過程を経るようにしましょうということです。)
4.使用したら良い参考書
基本的に学校から支給される教科書、資料集、地図帳、統計集をベースに勉強するといいでしょう。特に資料集・地図帳をメインで勉強するといいでしょう。わざわざ地図帳で地名を確認してくれる先生は少なく、その作業は正直めんどくさいものですが、根気強く行っていきましょう。
学校支給のものでは物足りないと思う方におすすめのものは『地理の研究』です。ただこれメインというよりもより詳しく知りたいと思ったものが出てきたら使用するといいと思います。
授業の復習等におすすめなのは『村瀬の地理Bを初めから丁寧に』です。知識の甘いところや抜け・漏れの確認をメインに使用するといいと思います。
5.最後に
高一・高二の頃にどのような勉強をしてきたかというのは受験期に大きな影響を与えるので、部活等で短い時間しか取れなくても、その時間を大事にこれまで述べたことを意識しながら勉強しましょう。しかしなんども言いますがまずは主要三科目の基礎がしっかりできていることが重要になってきます。地理など副教科を勉強することも大切ですが、入試の合格を見据えるのなら主要三科目の確認をまず行いましょう。頑張ってください!
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