英語 学習ルート

英語 学習ルート

このルートは一般受験生でも学習に利用できるように作っています。現論会の生徒はこのルートを現論会独自の教材でアレンジしたルートを使います。入塾をご検討の方で詳しいルートを知りたい方はお問い合わせよりご連絡下さるようお願いします。

 

学習ルート

[第一段階] 高校 入門レベル

・大岩のいちばんはじめの英文法

・システム英単語 1章

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)システム英単語 (駿台受験シリーズ)

(↑画像をクリックでリンク有)

[第二段階] 大学入試 入門レベル

・英文読解入門基本はここだ!

・システム英単語 2章

英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版

[第三段階] センターレベル

・ネクステージ

・英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー①

・システム英単語 3章

・英熟語ターゲット1000

英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー (1) 読み方・解き方編 河合塾SERIES大学JUKEN新書 英熟語ターゲット1000〔4訂版〕

[第四段階] 難関国公立私大レベル

・ポレポレ英文読解プロセス50

・英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー②

ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式パラグラフリーディングのストラテジー (2) (河合塾SERIES―英語長文読解の王道)

[第五段階] 大学別対策

・志望校の過去問

・分野別対策

 

学習ルート 解説

[第一段階] 高校 入門レベル

終了までの目安:28日

この段階は、中学英文法がしっかりと理解できていない人のための段階です。この2冊の参考書をこなすことでこの先のルートにもしっかりとついていくことができます。基本的には高校1年生2年生はこの段階を経るほうが良いでしょう。受験生は現状の学力を考えて、この段階を飛ばしてしまってもかまいません。ただしシステム英単語の1章は必ず必要なのでほかの段階のところで組み込んでください。とはいっても文法書はかなり薄いのでよほど時間がない場合以外はこなしておくほうが良いでしょう。文法書が3周した段階で次の第二段階に移行します。ただし第二段階以降に進んでも定期的に英単語の復習はやりましょう。

 

[第二段階] 大学入試 入門レベル

終了までの目安:24日

この段階では、「簡単な長文ならば読むことができる」レベルを目指します。この段階も第一段階と同様すぐに終わるので、極力飛ばさないようにしましょう。基本はここだ!が3周した段階で次の第3段階に移行しましょう。ただし英単語は定期的に復習しましょう。

 

[第三段階] センターレベル

終了までの目安:30日

この段階は知識を詰め込んでいく段階です。全段階の中で最もきつく感じられるかもしれませんが、この段階を乗り越えられればたいていの大学には合格できるだけの知識がつきます。またこの段階で取り組む参考書はこの先も取り組み続けるので、この段階で完璧に覚えきろうとしなくてもかまいません。ネクステージとパラグラフリーディングのストラテジーが三周終わって、他の参考書も一周以上終わったら次の第四段階に移行します。ただし第四段階に移行しても、ネクステージや英単語熟語は取り組み続けます。ペースについては、ネクステは1日に2章程度でやれば大丈夫でしょう。

 

[第四段階] 難関国公立私大レベル

終了までの目安:40日

この段階では、まず初めにポレポレを3周終わらせてから、パラグラフリーディングのストラテジーに移ってください。どちらの参考書をやっている時でも英単語と熟語とネクステは平行してやってください。パラグラフリーディングのストラテジーは英語の長文問題集なので1周のみで構いません。長文が終了した段階でこの第四段階は終了です。あとは自分の志望校に合わせて大学別対策を行えば、十分に合格できるできるでしょう。

 

 

参考書一覧

[文法書]

・大岩のいちばんはじめの英文法

・ネクステージ

・英文法の核 もしくは 総合英語FOREST

[単熟語帳]

・システム英単語

・(東大英単語熟語 鉄壁)←東大京大志望者はこれに変更しても良い

・英熟語ターゲット1000

・(速読英熟語)←リスニングが試験に課される場合はターゲットの代わりに用いる

[英文解釈]

・英文読解入門 基本はここだ!

・ポレポレ英文読解プロセス50

・(英文読解の透視図)←東大京大志望者のみ

[長文]

・英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー①

・英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー②

[分野別対策]

英作文:英作文が面白いほど書ける本

リスニング:センター試験のツボ センターリスニング

キムタツの東大リスニング

和訳:英文和訳演習 中級編

要約:英語要旨大意問題演習

英文要旨要約問題の解法

 

 

参考書の使い方

[全体について]

基本的に参考書は1周だけではなく何周もやります。初めの1周に関してはやり方とかかる日数を書いてあるので参考にしてください。参考書の進め方は、2日間新出のことをやって1日復習をします。例えば、1日目:p.1-25 2日目:p.26-50 3日目:p.1-50 といった感じです。復習日には1回目で間違えた箇所を重点的にしつつ全範囲しっかりと復習しましょう。一通り参考書が終了すれば、次は2週目に入ります。2週目は1周目よりもペースを上げて進めましょう。目安としては3周分が、初めの1周にかかった倍の時間で終わるぐらいです。例えば、初めの1周が10日かかる参考書の場合は、1周目:10日 2周目:6日 3周目:4日 といった具合です。

 

[大岩のいちばんはじめの英文法]

目的:中学の英文法の復習と、高校英文法の入門

問題数:26課

1日の目安:3講

1周にかかる日数:14日 (1日1時間から2時間程度、2日進んで1日復習)

使い方:まずは講義部分を軽く読みます。そのあと赤字や太字になっている大切な箇所にマーカーを引きながら丁寧にもう一度読みます。2回講義を読み終えたらcheck問題を解きます。間違えたところは講義部分に戻り納得するまで復習しましょう。全問題の見直しが終わったら次の課に進みます。

 

[ネクステージ]

目的:英文法の網羅的学習

問題数:19章

1日の目安:2章

1周にかかる日数:15日 (1日2時間程度、2日進んで1日復習)

使い方:ネクステージのうち使用するのは文法と語法の部分だけです。イディオムや会話表現などは使用しません。まずは1問ずつ問題を解いて解説を読んでいきます。自分が知らない文法事項が書いてある箇所にはマーカーを引きます。この作業を繰り返した1章を終わらせます。そのあとその章の初めに戻り順に問題を解いていきます。この際間違えた問題には印をつけておきましょう。その章がすべて解き終わったら、間違えた問題をすべて見直していき、全問正解できるようにします。全問正解できるようになれば次の章に進みます。

 

[英文法の核・総合英語FOREST]

目的:問題集で間違えたときの参照用

使い方:問題集を解いていて間違えてしまったときで、解説を読んでも理解できない場合もしくはその単元全体の理解が不足している場合に、間違えた問題を理解するためにその単元の箇所だけこの参考書を読みます。

英文法の核 (東進ブックス 大学受験 Coreシリーズ)総合英語Forest 7th Edition

[システム英単語]

目的:英単語の習得

問題数:5章 (1章2章で1200語、3章4章で821語、5章で181語)

1日の目安:50・100・150語

1周にかかる日数:約34日(ルートの段階によって異なるため参考程度の日数)

使い方:英単語を見てすぐに日本語が思い浮かぶまで訓練しましょう。覚える日本語訳はとりあえず1つで構いません。発音もできればなお良いです。

 

[英熟語ターゲット1000]

目的:英熟語の習得

問題数:1000個

1日の目安:50個

1周にかかる日数:30日       (1日1時間程度、2日進んで1日復習)

使い方:基本的には単語帳と同じように使用すれば大丈夫です。熟語の中で意味がたくさんあるものは全て覚えてしまったほうが良いですが、最初の数周では日本語訳は1つだけでも構いません。

 

[英文読解入門 基本はここだ!]

目的:英語の読み方を学ぶ。最重要文法事項の学習。

問題数:50問

1日の目安:6問

1周にかかる日数:12日 (1日1時間程度、2日進んで1日復習)

使い方:まずは例題を読んで頭の中で日本語に訳します。そのあと赤字や太字などの大切なところにマーカーを引きながら解説を読んでいきます。一通り読み終わったらもう一度例文を訳してみます。正しく訳せた場合は次の例題へ、訳せなかった場合はもう一度丁寧に解説を読み込んでから次の例題に移ります。

 

[ポレポレ英文読解プロセス50]

目的:複雑な英文の読み方を学ぶ。

問題数:50問

1日の目安:5問

1周にかかる日数:15日 (1日2時間程度、2日進んで1日復習)

使い方:まず例文をじっくり読んで、実際に紙と鉛筆をもって訳を書いてみます。そのあと解説を読んで模範解答を見ながら、初めの答案を自分で添削します。どこができなかったのか、単語が分からなかった、構文がつかめなかった等の原因を見つけましょう。そのあとでもう一度解説を読んで、例文の日本語訳を紙に書いてみましょう。大体正しい訳が書けたら次の問題に行きます。

 

[英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー]

目的:入試問題の読み方と解き方を学ぶ。質の高い解説の付いた英文を大量に読む。

問題数:①数問 ②20題

1日の目安:①特に規定なし ②2題

1周にかかる日数:10日 (1日1時間程度、復習は①のみで良い)

使い方:①について。基本的に英文があまりついていないので、マーカーで大事なところに線を引きながら講義部分を読み進めていけば大丈夫です。後半の問題の解き方編では、講義を読んで問題を解き解説を読むという順でやれば問題ないでしょう。②について。①で学んだ英文の読み方と問題の解き方を実際に使って最初から順に解いていきます。大事なのは必ず本書の指定したやり方で問題を解くことです。解答の根拠に線を引く作業などを怠ってはいけません。