参考書紹介 化学 化学の新研究

参考書紹介 参考書 化学 化学の新研究

はじめに

化学を点数を上げたい!そう思って初めて参考書を買いに行く高校1、2年生の方、あるいは化学の知識を増強したい!そう思った受験生の方が買う参考書といえば何でしょうか?

「鎌田を化学基礎をはじめから丁寧に」でしょうか?あるいは「面白いほどよくわかる」シリーズでしょうか?

今回は参考書エリアの中でも抜群の存在感を放つ「化学の新研究」の使い方やどんな力がつくかを解説していきます!

 

そもそも「化学の新研究」とは??

化学の新研究は「化学の新演習」と対にされることが多い参考書です。化学の新研究は800ページ近く、参考書としては高校化学の枠を超えているところはありますが、教科書ではカバーしきれない物質の性質や現象を網羅しており、学習をきちんと進めれば「出題者側の意図」も見えてくるでしょう。

 

1.学習を通じて身に付く力

化学の新研究で習得できるレベル:〜超難関国公立

化学の新研究は通常とは少し変わった参考書です。もちろん化学の新研究が収録している内容の難易度は高めですが、教科書では曖昧に説明されている化学現象のメカニズムを網羅していることが特徴です。現象の根本原理や教科書で出てくる性質の元やその性質からどんなことが言えるかまでかなり詳しい解説がしてあります。

こうした発展的知識は事実として時に大学入試でも使います。「解くために知ってると楽!」というイメージでしょうか?!決して「非常に読みやすい」訳ではありませんが、かなりの難度の内容をかなりわかりやすく解説していると思います。

したがって、化学の新研究とは東大を含めた超難関大学の受験生が持つべき参考書というよりは、他の大学であっても化学に対して深い理解を得るためには持っておきたい参考書です。

2.化学の新研究の特徴

・一つ一つの化学反応に対して「なぜその反応が起きるのか」が載っている

・純粋に網羅している物質が多く、解説も詳しい

・「本文」では化学の通常の内容が「詳説」や「補足」ではその現象を扱った中・上級問題の背景知識や知っておくと解答を導きやすい知識が収録されている

・有機化学の分野では特に複雑かつ純粋な量が多く覚えるのが大変な有機化学の反応について根本原理を理解することができ体系的な理解を得られる。

・無機化学では紹介している物質やその性質が豊富!

発展問題などでよく出る「化学的性質を生かした技術」も広くカバー

3.具体的な化学の新研究のオススメの使い方

使用頻度

通常:苦手範囲は参考書としてや化学現象を理解できていない分野は化学の新研究を隅々まで読む。他の化学の問題集の発展的問題で「より深く知りたい化学現象」があれば、化学の新研究の該当ページを勉強する(辞書的用法)

注意点

化学の新研究は全内容をやると、どの大学に対してもオーバーキルになってしまうことです。少なくとも大学で学習する分野も多く収録されています。

鉄壁を通じて身に付けたい化学知識は何なのか設定して、化学の新研究を最強の参考書として使いこなしましょう!

 

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