早稲田合格の鍵は「英語」です。同時に早稲田受験で一番悩ましい科目も英語でしょう。この記事では、語彙レベルも高く長文の量も多い「早稲田英語」の攻略法を設問別に解説していきます。
- 目次
- 1.早稲田英語:長文対策①文意を掴む
- 2.早稲田英語:長文対策②言い換え問題
- 3.早稲田英語:長文対策③空欄補充
- 4.早稲田英語:長文対策④内容正誤
- 5.早稲田英語:会話文対策①会話補充
- 6.早稲田英語:英作文対策
1.早稲田英語:長文対策①文意を掴む
早稲田英語の長文は分量が多く、一文ずつ精読しながら全体像を把握することは難しい作業になります。
受験生のみなさんも「読んでるうちによくわからなくなった」という経験はあると思います。
そこで、やっかいな早稲田英語を効率的に読むには、全体像を先に掴んでから一文ずつの精読を行うことが必要です。
早稲田英語の全体像をつかむために以下の手順を取ると良いでしょう。
1:第一パラグラフの最初と最後の一文を読む
2:各パラグラフの最初の一文を読む
3:もう一度第一パラグラフに戻り精読を始める
この手順を踏むだけで、文章全体で何を話しているのかを頭に入れながら精読に入ることができます。
2.長文対策②言い換え問題
早稲田英語で頻出の「言い換え問題」の対策について解説します。
言い換え問題は、正解の選択肢以外はどこかに「傷」があります。
手順としては、まず下線部の英文を正しく和訳して、要素を分析します。
主語や述語、形容詞のかかりかたを分析してください。
次に選択肢を見渡して、先ほど分析した要素を含んでいないものを切ります。
この時に切り落とす選択肢は「明らかにおかしいもの」だけにしてください。
次に残った選択肢を入念に吟味していきます。
早稲田英語の「言い換え問題」はぱっと見正しいそうなものが多いため、英文を吟味して「正解の選択肢」を正しく表しているものを選びます。
「比較級」や「allなどの数量表現」、「notなどの否定」で騙そうとしている選択肢が多いので注意して吟味してください。
3.早稲田英語:長文対策③空欄補充
早稲田英語の「空欄補充」は「文法・単語」の知識を問う問題と「文脈」を問う問題に分かれます。
前者の問題は「知っているかどうか」なので本番では「明らかに間違いなもの」を切って、それでも選択肢が残った場合は読んでみて自然な方を選ぶようにしましょう。
考えすぎないことが最も大切です。
後者に関しては、解法が二つあります。
一つ目は前後一文を読み、文のつながりから解答を選ぶ方法と、空欄を含むパラグラフを全て読んで文脈に合うように語句を選ぶ方法です。
一つ目は、ディスコースマーカーが選択肢にある場合に用いて、二つ目はそれ以外の場合に用いることが多いです。
まずは一つ目を試し解けなけれな二つ目を試すと良いでしょう。
4.早稲田英語:長文対策④内容正誤
早稲田英語の「内容正誤」はとても難しいです。
その理由は、文章がとても長く全て読み終わってから設問に取り組むと根拠を探すのがかなり厄介だからです。
そこで早稲田の「内容正誤」を解く際は、あらかじめ設問に目を通して、本文を精読している最中に同時に解いていくようにしましょう。
やり方としては、1パラグラフ読み終わるたびに内容正誤の設問に目を通していくと良いでしょう。
5.早稲田英語:会話文対策①会話補充
早稲田英語の「会話補充」は全問題の中で最も難易度が低く、できれば満点をとりたい問題です。
会話補充は約9割が前後一文を読んで、会話が成り立つように空欄を埋めていくだけです。
注意点としては、選択肢が少し難しい表現が使われることが多く、ざっくり読んで誤読してしまうことです。
会話問題は本文も短いので選択肢はいつも以上に精読するようにしましょう。
6.早稲田英語:英作文対策
早稲田の「英作文」は、会話文中の「和文英訳」と独立した設問での「自由英作文」に分かれます。
和文英訳に関しては、直訳で難しい場合は意訳をしても良いのでとにかく「書く」ことが大切です。
「和文英訳」でも「自由英作文」でも大切なことは、絶対に「間違いのない英文」を書くようにすることです。
そのためには「暗記した例文」を書くことと、「絶対に見たことがある文」だけを書くようにすると良いでしょう。
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